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松本人志も批判した紅白の人選。どんな紅白なら見たい?

毎年なにかと議論を呼んでしまう紅白出場歌手。三便宝ですが、今年は例年以上にしょぼくれた印象です。めぼしいヒット曲や、社会現象となったトピックがなかったことを差し引いて考えても、かなりお寒い状況。

 松本人志でなくても、「アレとか、アレとか、アレとか、おかしくないですか?」と、一言物申したい人も多いのでは?

第66回NHK紅白歌合戦

 

 もっとも、「もう紅白はオワコン」と言われて久しいわけですが、狼1号今年はそれとも少し違うように思います。納得のいかなさが、静かで重たいのですね。みんな深くうなずきながら、「ダメだこりゃ」と了解している感覚。小林幸子の巨大衣装に“原点”を求めているようでは、来年以降も期待できそうにありません。(※2)

 それはともかくとして、今年の人選を見ていると、そもそも日本人歌手だけで固めなければいけないのだろうかと疑問に思ってしまいます。歴史をひも解くと、実にバラエティに富んだセットリストの年があるのですね。

多国籍“ごった煮”でブッ飛んでた1991年



 その筆頭が、1991年の第42回。

 のっけからぶっ飛ばしています。白組、吉田栄作に続いて、スモーキー・マウンテン(フィリピン)、ベンチャーズ(テケテケ)の流れに、視聴者も置いてけぼり。特にスモーキー・マウンテンの「誰だよ?威哥王」感は、いまだ鮮烈。

スモーキー・マウンテン

フィリピンのスラム、スモーキー・マウンテン出身の4人グループ「スモーキー・マウンテン」。なぜ紅白に…?

 それにとどまらず、この年の“ごった煮感”はズバ抜けていました。ラトビアの歌手に、サラ・ブライトマン、挙句にはアンディ・ウィリアムスまで。今のようにネットの声などなかったからこそ可能な、公共放送の荒ぶる力が存分に発揮されていました。

贅の限りをつくした1994年の吉田拓郎バンド



 こうした無意識のおかしさの一方で、「さすが本気のNHKは違う」と感服したのが、94年第45回に最初で最後の出場をした吉田拓郎。贅の限りを尽くしたバンドが圧巻でした。日野皓正のセットを軸に、大西順子(ピアノ)、渡辺香津美リードギター)、石川鷹彦アコースティックギター)、吉田健(ベース)、宮川泰(オルガン)。

 書いているだけでお腹いっぱいになるメンバーで、「外は白い雪の夜」を演奏。受信料も、このように使ってくれれば納得ですね。

“うたの力”やら“音楽の力”なる気持ち悪いフレーズが横行する昨今ですが、要は大人のミュージシャンがまともに演奏をする機会を作ればよいだけなのではないでしょうか。

島津亜矢のソウル、五木ひろしのギター



 そこで、今年の出場メンバーから、来年以降に“大人の出し物”を期待したい歌手を一組ずつ。

 紅組は、二度目の出場を果たした島津亜矢。この圧倒的な歌を演歌だけにとどめておくのはもったいなさすぎるので、アメリカのヒップホップバンド「ザ・ルーツ」を従えて、ソウルバラードの傑作「Misty Blue」でも歌ってほしいところ。

 白組では、五木ひろし。先日『堺でございます』(BSフジ)で披露した、渡辺香津美とのギター共演は素晴らしかった。歌と音楽のために節制するプロの凄味を再認識した次第。紅白の舞台でも再現できないものでしょうか。

 そうしたまじめな取り組みのなかに、西田ひかるの「ザッツ ディズニー ファンタジー」が紛れ込むから、紅白はお祭りとなるのではないでしょうか。